悩みと対策
ふとん乾燥機は毎日使っていい?冬の寝る前に使うときの電気代と気をつけること
ふとん乾燥機を毎日使えるかどうかは、製品ごとに説明書で決められた使い方の範囲で考えます。冬の寝る前に布団をあたためる目的なら、1回の運転は数十分ほどで、毎日使っても電気代は下の表のとおり月に数百円程度に収まる計算です。毎日使うなら、運転時間・布団の素材・本体のお手入れの3つを意識しておくと安心です。
価格と在庫は日々変わります。いまの値段はリンク先で確認できます。
毎日使うかどうかは、目的で分けて考える
ふとん乾燥機の使い方は、大きく「寝る前に布団をあたためる」「湿気を飛ばして布団を乾かす」の2つに分かれます。冬に毎日使いたいと考える人の多くは、前者の目的です。
あたためる目的なら、運転時間は短めで足ります。多くの機種には30分・60分といったタイマーや、あたため用のコースがあり、寝る少し前に短い時間だけ動かす使い方ができます。
乾かす目的の長めの運転は、湿気がたまりやすい時期や、汗をかいた日などに回数をしぼって行う、という分け方もあります。どのくらいの頻度で使ってよいかは、機種の説明書に従ってください。
毎日使うときの電気代の考え方
ふとん乾燥機は、電気毛布にくらべて消費電力が大きい家電です。ただし使うのは寝る前の短い時間なので、1回あたりの電気代は大きくなりにくいのが特徴です。
下の電気代の目安表では、毎日30分と毎日60分使った場合を並べています。30分で足りる日は短く、冷え込みの強い日だけ長くする、というように運転時間を日によって変えると、使う電気を抑えやすくなります。
ひと晩中あたためたい場合は、ふとん乾燥機で寝る前にあたため、寝ているあいだは消費電力の小さい電気毛布に任せる、という組み合わせ方もあります。
布団の素材と表示を確かめる
布団には、乾燥機の熱にあまり強くない素材が使われているものもあります。使う前に、布団の洗濯表示や取り扱い表示で、熱に関する注意書きがないかを確かめます。
羽毛布団、ウレタンのマットレス、電気毛布などをいっしょに使うときの扱いは、ふとん乾燥機と布団の両方の説明書に書かれていることが多い部分です。重ねてよいもの・いけないものは、説明書に従ってください。
運転中・運転後に気をつけること
ノズルやマットの位置がずれると、温風が一か所に集中したり、うまく行き渡らなかったりします。決められた差し込み方や置き方を守り、本体の吹き出し口や吸い込み口をふさがないようにします。
運転が終わった直後の布団は、湿気を含んだ温かい空気がこもっています。少し時間をおいてから布団に入る、掛け布団を軽くめくって熱を逃がす、といった扱い方が説明書で案内されている機種もあります。
寝ているあいだの連続運転や、そばを離れての使用ができるかどうかは機種によって違います。安全に関わる部分なので、説明書の注意事項を必ず確認してください。
毎日使うなら、お手入れも習慣に
ふとん乾燥機は布団のそばの空気を吸い込むため、吸い込み口のフィルターにほこりがたまります。使う回数が多いほど早くたまるので、説明書にあるお手入れの頻度を目安に掃除します。
ほこりがたまったままだと、温風の量が減って布団があたたまりにくくなることがあります。収納するときはノズルやホースを決められた形にたたみ、コードを無理に曲げないようにしておくと、毎日の出し入れも楽になります。
目的別の使い方の目安
| 目的 | 運転のしかた | 気をつけること |
|---|---|---|
| 寝る前に布団をあたためる | 寝る少し前に30分ほどのタイマーで運転 | 布団の素材と表示を確かめる |
| 湿気を飛ばして乾かす | 説明書にある乾燥のコースで運転 | 運転後は湿気を逃がしてから使う |
| ひと晩あたたかく寝たい | 寝る前はふとん乾燥機、寝ているあいだは電気毛布 | 重ねて使えるかは両方の説明書で確かめる |
| 毎日使う | 日によって運転時間を短く・長くする | フィルターのほこりをこまめに掃除する |
電気代の目安
| 1時間 | 1日 | 1か月(30日) | |
| ふとん乾燥機(毎日30分) 560W・1日0.5時間 | 約17円 | 約8.7円 | 約260円 |
| ふとん乾燥機(毎日60分) 560W・1日1時間 | 約17円 | 約17円 | 約521円 |
| 参考:電気毛布(ひと晩8時間) 32W・1日8時間 | 約1.0円 | 約7.9円 | 約238円 |
計算式:消費電力(kW)×使用時間×31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価・税込)。消費電力はメーカー公表の最大値で計算しているため、使い方や室温によって、実際の電気代はこれより少なくなることがあります。ふとん乾燥機はアイリスオーヤマ カラリエ KFK-104/FK-C4 の消費電力560W(メーカー公式ページの仕様表で確認)、電気毛布はこのサイトで紹介している山善の電気敷毛布の公表値32Wで計算しています。運転のモードや室温によって実際の消費電力は変わります。使用時間は例です。
このサイトで紹介している道具
カードをタップすると仕様と購入前のチェックポイントを、ボタンからは価格と在庫を確認できます。
よくある質問
ふとん乾燥機は毎日使っても大丈夫ですか?
使える頻度や連続して使える時間は機種ごとに説明書で決められています。寝る前にあたためる目的なら、短い時間の運転で足りることが多いので、説明書の範囲で運転時間を短めにして使うのが基本です。
毎日使うと電気代はどのくらいですか?
消費電力560Wの機種を毎日30分使った場合、1か月の電気代は上の電気代の目安表のとおり数百円程度の計算です。60分にすると倍になるので、日によって運転時間を変えると抑えやすくなります。
ふとん乾燥機と電気毛布はいっしょに使えますか?
寝る前にふとん乾燥機で布団をあたため、寝ているあいだは電気毛布を使う、という組み合わせ方があります。電気毛布を布団に入れたままふとん乾燥機を使ってよいかは、両方の説明書で確かめてください。
羽毛布団にもふとん乾燥機は使えますか?
布団の取り扱い表示と、ふとん乾燥機の説明書の両方で確かめます。素材によっては温度やコースの指定があるため、表示に従って使ってください。
あわせて読みたい
冬の一人暮らし特集|寒さ・乾燥・寝具の悩みから選ぶ冬の一人暮らしの悩みを、布団の冷え・部屋の乾燥・暖房と部屋干し・温かい飲み物の4つに分け、電気毛布・ふとん乾燥機・加湿器などの選び方と電気代…一人暮らし向け電気毛布の選び方電気毛布は、敷くか掛けるか、サイズ、洗えるかどうかの3点で選びます。寝るときに布団の中をあたためるのが目的なら、体の下に敷くタイプがいちばん…一人暮らし向けふとん乾燥機の選び方ふとん乾燥機は、マットが要るかどうか、ノズルの本数、しまう場所の3点で選びます。一人暮らしなら、ノズルを布団に差し込むだけのマットなしタイプ…電気毛布はつけっぱなしで寝ても大丈夫?電気代と安全な使い方電気毛布の電気代は安く、消費電力32Wの製品を8時間つけても1日あたり約8円です。ただし、ひと晩じゅう高い温度のまま体に当て続けると、低温や…電気毛布とホットカーペットの違い|電気代・あたたまる範囲・一人暮らしの選び方電気毛布は布団の中や体のまわりを、ホットカーペットは座っている床の面をあたためる道具です。消費電力は電気毛布が32W、1畳用のホットカーペッ…ワンルームが寒いのはなぜ?一人暮らしの部屋が冷える原因と今日からできる対策ワンルームが寒く感じるおもな原因は、窓から逃げる熱、すき間から入る冷気、天井にたまって足元に届かない暖かい空気の3つです。対策は「窓まわりを…部屋干しを早く乾かす5つのコツ乾くまでの時間が長いほど、生乾きのにおいは出やすくなります。道具を買う前に、干し方から見直してみましょう。冬の一人暮らし、暖房に頼りすぎない3つの道具部屋全体を暖め続けるより、体の近くを直接あたためるほうが少ない電力で済みます。寒くなる前にそろえたい道具をまとめました。このページの情報について
- 一般的な知識と、メーカーおよび公的機関の公表情報をもとにまとめています。
- 当サイトで全商品を実際に使って比較したものではありません。購入者のレビューは転載していません。